浄水器でお水はどこまで細くなる? 浄水器の水量比較!

キッチンの水栓に浄水器を直接取り付けるとお水が細くなってしまいますよね。
今回は、浄水器を取り付けるとどこまでお水が細くなるのか、
浄水器を取り付けた後の水量を比較してみたいと思います。
比較する浄水器の種類
今回比較するのは次の5つの異なるタイプの浄水器です。
1つ目は蛇口に直接取り付ける蛇口直結型浄水器
2つ目は水栓の中に浄水カートリッジが組み込まれている水栓一体型浄水器
3つ目はキッチンの横に置く据置型浄水器
4つ目はシンクの下に取り付けるアンダーシンク型浄水器
5つ目は全館型オール浄水システムのセントラル浄水器
水量は「ろ過流量」という数字で比較する

ろ過流量とは1分間に蛇口から流れる水の量で、例えば「ろ過流量 2.0L/分」という表示があれば、1分間に2Lのペットボトル1本分のお水を貯めるだけの量のお水を流すことができるというものです。
それでは見ていきましょう
蛇口直結型浄水器

まず、1つ目の蛇口直結型です。
一番お手軽に取り付けられるタイプですね。
主なメーカー3社のものをチェックしてみます。
A社 1.8L/分
B社 3.0L/分
C社 3.0L/分
1分間に3.0Lのものが多いですね。
10秒で500mlですので、飲み水には十分ですが、麦茶をポットで水出ししたり、ヤカンでお茶を沸かしたりするときは待ってる時間が長く感じられますね。
水栓一体型浄水器

2つ目の水栓一体型です。
水栓と一体型になっているので蛇口はスッキリした印象になりますね。
主なメーカー3社のものをチェックしていきます。
D社 2.0L/分
E社 2.5L/分
F社 2.5L/分
蛇口直結型よりも少しろ過流量が少ないものが多いです。
水栓の中にカートリッジを取り付けるため大きさが制限されるためですね。
据置型浄水器

3つ目は据置型です。
最近は場所を取らないコンパクトなものが増えてきているようです。
主なメーカー3社のものをチェックしていきます。
E社 3.0L/分
F社 3.5L/分
G社 4.0L/分
据置型の場合は蛇口直結型よりもやや水量が多い3.5L/分のものが多いです。
お野菜を洗うのには十分と言えそうですが、キッチンのスペースを取るのが悩ましいですね。
アンダーシンク型浄水器

4つ目はアンダーシンク型です。
主なメーカー3社のものをチェックしていきます。
G社 2.5L/分
H社 3.5L/分
J 社 4.0L/分
アンダーシンク型のものも据置型のタイプのものとほぼ同じ水量ですね。
こちらもお野菜を洗ったりするのには問題がなさそうです。
シンクの下に設置するために専用の工事が必要になったり、カートリッジ交換が手間というお声もあります。
全館型オール浄水システム

最後にセントラル浄水器と呼ばれる全館型オール浄水器です
主なメーカー3社のものをチェックしていきます。
K社 8L/分
M社 25L/分
N社 34L/分
全館型オール浄水システムのセントラル浄水器は大型ですので、キッチン用の浄水器に比べてろ過流量がかなり多いことが分かりますね。
乾麺の水洗いや、魚を捌いたりするときの水洗いなど、業務用にも十分な水量です。
一般的に手洗いのときに流すお水の量は10L/分と言われます。
シャワーは8L/分から10L/分程度の水量で、節水タイプのシャワーでも6.5L/分前後のものが主流のようです。
まとめ
今回は浄水器のタイプ別に浄水の水量であるろ過流量をチェックしてみました。
蛇口直結型や水栓一体型は一分間に2.0Lから3.0Lのものが多く、据置型やアンダーシンク型は一分間に3.0Lから4.0Lのものが多かったです。
全館型オール浄水システムのセントラル浄水器は、一分間に8Lから34Lまでとメーカーによってやや幅がありましたが、しっかり手洗いやシャワーができる一分間に10L以上のろ過流量があれば問題ないと思われます。
もしキッチンでたっぷり、じゃぶじゃぶと浄水を使いたいなら全館型オール浄水システムのセントラル浄水器がオススメです!
この記事へのコメントはありません。