受水槽のあるお家は要注意? 設置位置を間違えると雑菌爆増?

今回は、家中ぜ〜んぶ浄水の「最上清流」の設置担当からのレポートです。
伊勢神宮で有名な三重県のあるまちのお客様から、他社製品をお使いの方からセントラル浄水器を付け替えたいとのご依頼がありました。
「ありがとうございます!!」
設置担当は、いつものように手慣れた感じでスムースに終えられる工事と高を括っていたのですが、、、

実際に現場を訪れてみると、
「何かがおかしい、、、」
よくよく調べてみると
前の業者さんが、
なんとセントラル浄水器を受水槽の手前側に設置するという
かなりマズイ工事をしてしまったことが発覚してしまいました!!

セントラル浄水器を受水槽の手前側に付けると危険?
受水槽は少なくとも年に一度は清掃することが水道法で義務付けられています。
というのも、受水槽は水道管と違って密閉された状態ではありませんので、雑菌が繁殖したり、異物が混入したりしてしまい、水質が悪くなってしまうケースがあるからです。
セントラル浄水器を受水槽の手前に取り付けて塩素を除去した水道水を給水すると、受水槽の中には消毒されていないお水が貯まっていく状態になってしまいます!
消毒されないていないお水は、いずれ雑菌が繁殖し、食中毒を起こすというような事故に繋がることがありますので、とても危険です。
ですので、受水槽があるお家にセントラル浄水器をつける際は必ず受水槽の下流側に設置しないといけません。

「まともな会社ならこんな工事は絶対しないのだけどなぁ。」と設置担当者が思ったのも当然です。
『銀を使った浄水器は毒だ!』
とか
『キッチンに付ける小型の浄水器は塩素とれない』
とか
根拠のないデマで浄水器を売りつける業者がかわいく見えるほどの
マズイ工事をしてしてしまっていたということですね。
セントラル浄水器は受水槽の後側につける!
セントラル浄水器を受水槽の手前に取り付けると、消毒のための塩素を取り除いたお水が受水槽に貯まり、いずれは雑菌が繁殖し、とても危険な状態になりますので、
お家に受水槽がある場合は、セントラル浄水器は受水槽の後側に取り付けるようにしましょう。
そうすることで、セントラル浄水器が受水槽からのお水を、飲んで美味しい、肌に優しい、安全な浄水に変えることができるようになります。

配管経路を逆にして乗り換え工事完了!
受水槽の下流側にセントラル浄水器が来るように配管経路をやり直します。

無事、設置工事が完了しました!
「他社からお乗り換え頂いて本当に良かったです」
「前のまま使い続けたらどうなっていたかと思うとぞっとします」というのが
設置担当者の正直な感想でした!

たまに、
「セントラル浄水器を使うと配管の内部の塩素がなくなるので、雑菌だらけになるんじゃないの?」
という質問をいただくことがありますが、、、

水道管の内部は密閉空間で酸素や餌となるものがなく、菌が増殖する環境ではないんです。
実際に水質検査をして確認をしていますので、ご安心下さい!!

まとめ
受水槽があるご家庭にセントラル浄水器を取り付ける場合は、受水槽の下流側に取り付けないといけません!
というか、設置担当者にとっては、そんなの当たり前なんですけど!!
ヒドイ業者にはくれぐれも気をつけるようにしましょう。

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