塩素の肌や髪へのダメージの仕組
水道水に残っている塩素のダメージご存知ですか?
日本の水道水は主に河川の水を利用して使われていますが、そのままでは使えませんので消毒と衛生管理のために塩素が使われています。
塩素は強力な消毒剤で、細菌やウイルス、その他の病原体を効果的に殺菌することができます。
お家のお水が安心して飲めるようになっているのも塩素のおかげということなんですね。
また、 水道水が配水管を通る間に、再度の汚染を防ぐためにも塩素が使用されています。
塩素は水中で一定の時間残留し、配水システム内の微生物の繁殖を抑える役割を果たします。
塩素は比較的安価で入手しやすく、日本以外でも効果的な消毒方法として広く利用されています。
ただし、塩素の強力な殺菌力が肌や髪へのダメージにもつながることがあるんです。
また、塩素は水道水に含まれる際に、特有の臭いや味をもたらすことがあります。
一般細菌や大腸菌の細胞膜を破壊します
水道水の元となる河川や湖の水には様々な病気の原因になる微生物が含まれています。
塩素はこのような病原性の微生物の細胞膜を破壊して死滅させる強い殺菌力があります。
インフルエンザウイルスやノロウイルスにも有効
水道水に投入される塩素はインフルエンザウイルスやノロウイルスといった微生物の細胞膜も破壊します。
一部塩素消毒が効きにくい微生物もいますが、塩素消毒により水道水の安全性は格段に上がっています。
蛇口の塩素は一定の濃度が残るように定められています
水道水は蛇口での残留塩素濃度を0.1mg/L以上保持することが水道法で定められています。
地域や季節によって様々な要因で水質は変わります。水質が悪くなると塩素が追加投入され、目標値よりも多くの残留塩素が残ってしまい塩素の影響が強くなってしまう場合があります。
様々なケースで塩素の強い殺菌力が残っているために、お肌や髪に強いダメージになってしまうことがあるんですね。
敏感肌やアトピーでお肌が弱い方や、うがいや歯磨きのときに臭いが気になる場合は残留塩素のダメージの対策について考えて見るようにしましょう!
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