秋バテのチェックリストと秋バテ解消のお風呂の入り方
暦の上では秋になってきました。朝晩が涼しくなってそろそろ過ごしやすくなってくるかなというこの時期に、「体がだるい」「疲れが取れない」「食欲が出ない」がつづくのは「秋バテ」かもしれません。
夏バテは、暑さで食欲がなくなったり、熱中症を心配するあまりエアコンが効いた部屋にずっといて体が冷えたり、外と家の気温差で自律神経の働きが低下して体調がすぐれなくなるのが原因です。
そして、秋バテはその夏バテが回復しないまま、朝晩の気温差や、台風や天候の乱れによる気圧の変化によって、さらに自律神経の働きが悪くなり、疲労が慢性化してしまう状態をいうようです。
秋バテによる疲れは、溜まれば溜まるほど取れにくくなり、からだの疲れは心の疲れへとつながってしまいます。
秋バテのチェックリスト
次のチェックリストに3つ以上当てはまる方は「秋バテ」になっている可能性が高いです。
▢食欲がわかない
▢疲れが取れず体がだるい
▢やる気が起きない
▢寝付きが悪い
▢朝スッキリ起きられない
▢一日中眠い
▢口や喉が乾く
▢頭がボーっとする
▢肩こりや頭痛がする
▢めまいや立ち眩みがする
秋バテに効果的なお風呂の入り方
秋バテにはお風呂で疲労物質を出すことが効果的です。
疲労物質を出すためにはシャワーではなく湯船につかるのがおすすめです。
まだまだ気温が高い秋のはじめは、体温から2〜3℃高い38℃からから39℃くらいのぬるめのお湯で15分から20分程度の入浴が、体に負担が少なく、全身がくまなく温まる入浴法でお勧めです。
お風呂で体が温まると血管が広がり、血流が良くなり新陳代謝が進みます。たくさんの血液が酸素や栄養素を体中に運び、身体のなかに溜まった老廃物や疲労物質が体外へと排出され、デトックス効果があり身体がスッキリします。
この温熱効果で冷えの解消や肩こりの緩和も期待できます。
また、お湯の中では浮力が働き、体が重力から解放されることで、関節や筋肉が緩み、副交感神経が優位にもなリ、心身ともにリラックスできる状態となり、ストレスが軽減され前向きな気持にもなります。
ゆっくりぬるま湯につかるのはシャワーだけよりも効果的なんですね。
ゆっくりぬるま湯のバスタイムで秋バテを解消してくださいね!
この記事へのコメントはありません。